☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「木材に関するお客様のSOSを解決します」
★株式会社斉藤工業所の公式サイトはこちら★
★メールでのお問い合わせはこちら★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の挑戦に対しては 様々な人たちからの応援やアドバイスを受けて無事歩くことが出来ました。
感謝の気持ちと 次に挑戦したい人の参考になればと思い 当日の記憶をたどります。

前日の雨は小康状態。
今日から明日にかけては回復と言う予報に 傘とサンダルは装備から外しました。

スタート会場に到着すると ドローンが撮影中と言うアナウンス
大会申込書には 何を撮影されても文句を言うな❢ とも理解できる一行が入っていました。 ・・・ そういえば

参加者は、二枚のゼッケンと チェックポイントを記した地図と記念品を受け取って スタート前までは知人と談笑が出来ます。
男子トイレは大渋滞 ・・・ マタズレ防止の秘薬を塗るのに個室が満杯です。

小雨が残るスタート時の格好は、釣具店で見つけた 背中にもポケットがあるベスト。
「お前は、日頃からベストを着ているのだから、リュックよりもベストがベスト。」
二名の経験者からの助言 ・・・ リュックの紐が 深夜の行軍で肩に重く感じるらしい ・・・

トラック荷台のステージでは 出発前のエアロビクス。
・・・ リズム感が悪い自分を実感 ・・・
これが、後々 足の感覚がマヒし始めた頃から信号待ちでの筋伸ばし行動に繋がります。

参加者1170余名が 歩道を歩くのですから スタート完了までに10分以上かかります。
「50歳以上は 先頭集団に巻き込まれると とんでもない目に遭うから 最後の方からマイペースで行け。」
この忠告は、粗 経験者全員から聞かされました ・・・ 時速4キロ25時間で100

雪ダルマに沿って 出口に向かうと 地元 太鼓の演奏で 力強く送り出されます。
ユックリ聞いてから スタートする事ができました。

100キロの間に 三度渡ることになる 「ふれ愛橋」
四番目のチェックポイントとして夜に戻る時には 60キロ歩いたことになります。

どこの街にも在る様な気がする 「秋田屋旅館」
国道12号線では まだまだ 前の人を追い抜く事にはなりません。

砂川駅を過ぎて 道道 歌志内方面に左折したあたりからは それぞれのペースで歩けるくらいの空間が出来ます。
スタートから間もなく三時間? コンビニも無くなった 少し寂しい気持ちになったあたりに サポーターがパンを配っていました。

知人にアンパンをもらって 高速道路の上を歩きます。
饅頭の差し入れ 大福 バナナと お腹が空き過ぎないように補充
焼き加減の甘い焼き鳥は、注意を要すると言うアドバイスも 経験者の貴重な体験談から受けていました。

産炭地特有のアップダウンコース?
・・・ 三か月前に購入した靴を日曜日の練習で使用していましたが、指先に違和感 ・・・
昨年から仕事中に履いていた中敷きの要らない靴の方が しっくりくる感じがして
サポーターに連絡をして トンネルを潜る手前で シューズを取り換える事にしました。
・・・ 今回の成功の一番のポイントかも知れません ・・・
靴底が厚い 履き慣れたものが一番 ・・・

道道のコースに 動物に喰われたシカの足が落ちている 歌志内・赤平地区。
行政も合同で対応しなければならないほど 過疎化が進んできているのでしょうか。

カッコウが鳴いているのを聞きながら歩き続けると 眼下に赤平市。
・・・ 時期に日が暮れて 宿泊先近くの第二チェックポイント44.2キロ地点に到着します。 ・・・
野鳥の声も 夜間は ホトトギス 明け方から ヒバリに変わります。

・・・ 足の豆 応急処置場所は夜からビッシリ忙しくなります。 ・・・
今回、スポーツ店で薦められた長袖、長ズボン(タイツ?)・・・ 体温調整の補助と言う事もありますが
沿道の草や虫にも効果的でした。

今回は、娘もマッサージのサポーターとして第三チェックポイントを 深夜12時まで任されました。
娘を確認したけど順番待ち ・・・ 相手は素人のお兄ちゃんでした。
今回、チェックポイントでは 4回 マッサージを受けました。

86.5キロ地点の第八チェックポイントを出発して一時間ほどで 両足がパンパンな状態になり 太ももを叩いて数十歩歩くと言う具合になりました。
この頃は 道を空けてくれようとする ゾンビの様に歩いている若者に
「ありがとう、でも、私もこのスピードが精一杯なんだよ。」
自然に声を掛ける様になり、互いが励まされているように感じたりします。
ゴール前4.7キロ地点の第9チェックポイントでは 立ち寄らずにそのまま進む人たちが半数を占めるようですが
制限時間三時間を残して 何となく立ち寄る気持ちになりました。
そこに居たのが アンパンマン吉田氏と娘。
マッサージコーナーにも余裕があって ゴールまでの力を充填できました。

「一週間前からは、練習をしない事」
「我々の年齢は 膝に来るから 厚底の靴を選ぶ事」
「大会前には一度だけ ぶっ通しで30キロ程歩くこと」等々
ゴール前のシンボル橋が見えてきたときは これまでに多くの経験者から貰ったアドバイスが浮かんできました。
ありがたい気持ちで歩いていると
「お父さん頑張って❢」
半年前は 50分歩いて右足の太もも裏に違和感を感じた自分とは とても思えません。
皆に 支えられて生きていたのです。