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椴松の履歴

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椴松を 斜めにカットする注文がありました。(一枚の切り落とし部分の写真です)

この木材の年輪部分が 一年目と仮定して観察します。

木は 外に外に向かって成長します。

5年目あたりに 年輪に添った割れが発生しています。
成長を止めるか 休むか どちらかの選択を迫られたのでしょう。

その後 14・15年は 片方に「アテ」が存在します。
片方にだけ なんだかの力が加わったことを示しています。

その後 アテの部分も薄らいで 安定した木質になっています。
この木が生えていた場所で シッカリとした存在になった証です。
091128_0843~0001  091128_0843~0002

右の写真からは 芯からアテの発生するあたりまで 放射状に割れが入っているのが確認できます。

製材したときに 水分が多く含んでいた部分です。俗に「水アテ」「水食い」と言います。

(仮説)5年目の夏、根の周りの土が崩れた。木の防衛システムは一時的に成長を止めた。
幸い 枯れずに済んだので 翌年成長を試みた。根の周りに問題があり ただ真っ直ぐに成長することは倒木の危険があると判断してアテの部分を形成した。
さらに15年後 これからは 大丈夫だとして バランス良く成長を続けた。

結論。20年未満の椴松は木質として安定しているとは言い難し。
一枚物の安定した建築部材を求めるのであれば 21年目を始まりとして見なければならない。

余談。唐松も 径球が30cmを超えると 製品に安定感が生じます。 
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